価格: | ¥924 |
著者: | 齋藤 純一/田中 将人 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2021年12月21日頃 |
ISBN: | 9784121026743 |
種類: | 新書 (中公新書 2674) |
在庫状況: | 在庫あり |
米国の政治哲学者ジョン・ロールズ(1921〜2002)。1971年刊行の『正義論』において、独創的な概念を用いて構築した「公正な社会」の構想は、リベラリズムの理論的支柱となった。「平等な自由」を重視する思想はいかに形成されたか。太平洋戦線における従軍体験、広島への原爆投下の記憶がロールズに与えた影響とは。最新資料から81年の生涯を捉え直し、思想の全体像を解読。その課題や今日的意義にも迫る。