価格: | ¥1870 |
著者: | 手嶋泰伸 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2024年02月09日頃 |
ISBN: | 9784121101471 |
種類: | 全集・双書 (中公選書) |
在庫状況: | 在庫あり |
帝国陸海軍の作戦行動の指揮・決定権限である統帥権。天皇大権に属し、その「独立」は内閣からの干渉を阻止した。そのため満洲事変以降、陸軍の暴走をもたらし、大日本帝国崩壊の最大要因とされてきた。しかし近年、通説の見直しが進む。元老らはなぜ「独立」を支持したのか。政党人、軍人にも否定論者がいながら、維持されてきたのか。本書は、軍事の特殊専門性に着目、明治期からアジア・太平洋戦争の敗北まで通史のなかで描く。