価格: | ¥924 |
著者: | 谷口 桂子 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2022年06月09日頃 |
ISBN: | 9784121507662 |
種類: | 新書 (中公新書ラクレ 766) |
在庫状況: | 在庫あり |
『戦艦武蔵』『破獄』などの作品で知られる作家・吉村昭(1927〜2006)は、公私ともに独自のスタイルを貫いた。「一流料亭より縄のれんの小料理屋を好む」が、「取材のためのタクシー代には糸目をつけない」。「執筆以外の雑事は避けたい」一方、「世話になった遠方の床屋に半日かけて通う」。合理的だが人情に厚く、最期の時まで自らの決断にこだわった人生哲学を、吉村自身の言葉によって浮き彫りにする。