価格: | ¥4180 |
著者: | 木俣元一/小池寿子 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2017年03月 |
ISBN: | 9784124035933 |
種類: | 全集・双書 |
在庫状況: | 在庫あり |
経済や政治が安定した一一世紀以降、キリスト教共同体として「一体的なヨーロッパ」が意識されると、宗教儀礼や特有のシンボルが確立し、その実践の場である建築や美術が重要な役割を担う。聖堂に刻まれた彫刻、荘厳なステンドグラス、儀式や祈りに用いられた写本の数々-それは信仰とともにあり、世界を知るためのものであった。中世においてもっとも活発に芸術が生み出されたロマネスク・ゴシック期、人々には何が見えていたか。