価格: | ¥880 |
著者: | 西村京太郎 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 1998年11月25日頃 |
ISBN: | 9784125005706 |
種類: | 新書 (C・novels) |
在庫状況: | |
警視庁OBの岡田利夫は、趣味のカメラを手に山陰へ旅に出た。「きのさき5号」の車中で、宝石店に勤める北野敬という青年に会い、城崎温泉の外湯めぐりに誘われた。しかし北野は何者かに殺害され、岡田は地元の警察から事情聴取される。宝石店の社長は、北野という従業員はいないと答えた。そこに、岡田のかつての後輩十津川警部が現れ、東京で殺されたクラブのママが、北野の名刺を持っていたという。岡田は北野の足跡を辿り、一年前、鳥取の三朝と島根の玉造で、地元の名士が不審死していることを突き止める。いずれも北野が宝石を売りつけた女のパトロンで、その代金を払う直前の死であった…。山陰の温泉町で起こる連続殺人に十津川の推理は。