価格:¥935
著者:山本甲士
出版社:中央公論新社
発行年月:1999年08月25日頃
ISBN:9784125006062
種類:新書 (C・novels)
在庫状況:
ある出来事を機に十年間続けた探偵を辞め、サラリーマンに転職した御倉学は、筋力トレーニングと酒でなんとか精神の均衡を保っていた。リストラされ失業中のある日、別れた妻奈美から、再婚した夫・大路の死の真相を調べてほしいと頼まれる。大路は一万人の会員を持つ無店舗販売組織“博愛クラブ”の理事で、死の前日電話で「ボリス計画」をめぐり言い争っていたという。御倉は乗り気ではなかったが、帰り道何者かに襲われ、探偵としての本性とレスリングで鍛えた筋肉が疼き始める。「ボリス」とは、ロシア大統領エリツィンの名前だが、国際的な陰謀が蠢いているのか?足を洗ったはずの探偵稼業に再び身を投じた御倉…。新鋭の書下ろしサスペンス。
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