昭和１７年６月５日、日本聯合艦隊司令長官山本五十六は、史上最大規模のＭＩ作戦を発令した。南雲艦隊からミッドウェー島へ発進した零戦、９９式艦爆、９７式艦攻、計１０８機の攻撃隊は、米軍機ＴＢＦアベンジャー、Ｂ-１７フライング・フォートレス、Ｂ-２６マローダーの来襲を見事に一蹴-勢いに乗る南雲艦隊は、空母赤城、加賀が損傷を受けたものの、米太平洋艦隊の主力であるヨークタウン級空母３隻を撃沈し、戦局は一気に日本優勢に傾いた。この時、わずか２時間後に南雲艦隊が壊滅するとは誰も予想しなかった。