価格: | ¥800 |
著者: | 勝目梓 |
出版社: | 徳間書店 |
発行年月: | 1993年05月31日頃 |
ISBN: | 9784191551763 |
種類: | 新書 (Tokuma novels) |
在庫状況: | |
酒井健は関東連合小柳組の元幹部。組を解散してトラック運転手をしながら、クラブ勤めのホステス香代子と北国の港町で静かに暮らしていた。だが、地元の金沢組の若い者・杉本と接触した日から運命が一転した。杉本の家でかつて殺した柳智明の写真を目撃する。杉本の愛人久美子は柳の娘だったのだ。関東連合本家と通じる刑事の徳永は、柳殺害の秘密を盾に、金沢組潰滅の協力を迫るが、酒井は拒否した。背後で不気味な組織が動きはじめたと感じた途端、香代子が誘拐された。酒井は愛する女を求めて、強行手段に出る。