ついに日本上陸を果たした独軍だが、日本軍の頑強な抵抗に遭い、一進一退の攻防を繰り返していた。業を煮やした独軍は、護衛の千八百機とともに、空飛ぶ戦艦三十機を九州に投入。計千八百門の機関砲、機銃が、陸海軍戦闘機に火を噴く。一方山陰では、米子防衛軍が独軍に包囲され、危機に陥っていた。米子は市街地の三分の一を制圧されている。防衛軍救出をはかる日本軍は五万の陸軍部隊と基地航空隊を送り込んだ。大本営は独軍を殲滅できるのか。戦場が日本に移り、本土が焦土と化す。連合艦隊は皇国を救えるか。