価格: | ¥683 |
著者: | 梶山季之 |
出版社: | 徳間書店 |
発行年月: | 1991年05月01日頃 |
ISBN: | 9784195993095 |
種類: | 文庫 (徳間文庫) |
在庫状況: | |
時代を捉える感性は天与のものだったか。梶山季之は、ひたすらリアリストであった。その眼差しは事実の奥を見つめ、筆先はあらゆる権威・権力を撃った。一方で、弱者には優しかった。「デートもできない警職法」や皇太子妃スクープなどでジャーナリズムの新境地を開いた梶山は、日本の戦後史を浮き彫りにした“語り部”でもあった。今もなお、この三十余年前に書かれた文章の新鮮な響きに驚くばかりである。