価格:¥3080
著者:中村茂樹(1943-)/畔柳昭雄
出版社:鹿島出版会
発行年月:1999年11月
ISBN:9784306072237
種類:単行本
在庫状況:
本書を書くきっかけとなったのは、著者らが国内と海外の特に東南アジアの海や川、湖沼などの水辺を訪れて、そこで営まれている生活の豊かさに共通点があることを見たからである。その共通点はなにも現在の画一化した文明の共通点ではなくて、いま書き留めておかないと消え去ってしまいそうな、それも水辺の集落のくらし、住居、文化に焦点を当てたものである。特に目に映る形態面・実態面からの水辺文化の共通性や、地域によっての違い、象徴的な意味などを見ていこうとしたものである。従って、集落の立地や形態、そこでのくらし方、住居の形、種々の文化的要素については、一応、その形態の歴史的な推移を、水の上から出発して、水際に移動し、陸に上がり、さらに内陸まで到達したという仮説にもとづいて、その流れを見ようとした。
商品画像
 
Copyright (C) 2014 Harumeki-Web All Rights Reserved.