価格: | ¥946 |
著者: | 傳田 光洋 |
出版社: | 河出書房新社 |
発行年月: | 2021年05月24日頃 |
ISBN: | 9784309631318 |
種類: | 新書 (河出新書 河出新書) |
在庫状況: | 在庫あり |
生物を外界と隔てる最大のインターフェイス“皮膚”は、いかにして脳を進化させたのか?皮膚の能力は生命進化の過程で脳が生まれる前から存在し、「0番目の脳」とも呼ばれる。人類の祖先が二足歩行を始めた頃、その全身は体毛で覆われ、脳の容積はチンパンジーと同程度だった。人類が独自の歩みを始めたのは120万年前。体毛を無くし、皮膚感覚を覚醒させたときだ。日本の皮膚研究の第一人者が生命誕生から歴史をたどり、ホモ・サピエンス最大の神秘「意識」誕生の謎に迫る。