世界を征服しようとする魔王・ビルデの今回の挑戦は、人々の怪獣好きをうまく利用した“魔獣の卵”作戦。魔獣は、手当りしだいにビルを倒し、高速道路をブッ壊す、はずだった。しかし、生まれたものは汚れた大気を食べて成長していく、という人類にとっては役に立つ怪獣だったのだ。計算どおりに事が運ばないことに苛立つ魔王・ビルデは、魔獣を狂暴化させようと、いろんな手を使ってくる。宇宙の彼方、Ｍ５７星雲から地球にやってきた若神・チョコランマは、そのたくらみを知り、嵐野蘭とともに魔王に立ち向かう。