価格: | ¥792 |
著者: | 加藤徹 |
出版社: | 光文社 |
発行年月: | 2006年02月20日頃 |
ISBN: | 9784334033422 |
種類: | 新書 (光文社新書) |
在庫状況: | 在庫あり |
かつて漢文は、東アジアのエスペラントであり、日本人の教養の大動脈であった。古代からの日本の歴史を「漢字」「漢文」からひもとくことで、日本人が何を思い、どんな試みの果てに、この国が築かれてきたのかが明らかになってくる。日本人にとってまだ漢文が身近だったころ、漢文の力は政治・外交にどのように利用されたのか?彼らは、漢文にどんな知性や思いを込めたのか?-日本の発展の原動力となり、その文化・政治力を支えた「漢文の素養」をもう一度見直し、日本文化の豊かな可能性を提言する。