価格: | ¥770 |
著者: | 円満字二郎 |
出版社: | 光文社 |
発行年月: | 2007年10月20日頃 |
ISBN: | 9784334034221 |
種類: | 新書 (光文社新書) |
在庫状況: | |
漱石は「不可思議」に人間の心の闇を映し出し、太宰は「自業自得」に恋の女神の傲慢さを凝縮した。鴎外は「危急存亡」によって『三国志』の英雄と響き合い、芥川は「人面獣心」によって『列子』の人間観と結びつく。近代日本文学における文章の名手たちは、どの場面で、どのように四字熟語を使ったのかー。小説で使われた四字熟語にスポットを当てる新しい試み。