ＰＫＯ参加のため、カンボジアへ向けて出港した輸送艦『みうら』は、突然、戦国の世にタイム・スリップ。史上最大の戦い、関ケ原合戦に巻き込まれたＰＫＯ部隊は、伊達進助一尉を中心に奮戦。近代兵器と奇策を用いて西軍を勝利に導くとともに、戦国の一大名として、北伊勢の桑名城に拠点をおいた。合戦後も東西の緊張が続くなか、ＰＫＯ軍団は領土の拡大を積極的に図り、奥州の覇者、伊達政宗との同盟を結ぶ。ところがＰＫＯ軍団の実権を握ろうとする明智五郎二尉が反乱を。さらに再び東西激突の動きが。ＰＫＯ軍団は現代に戻れるのか。絶好調“ＰＫＯ軍シリーズ”第２弾。書下ろし長編スペクタクル小説。