価格: | ¥682 |
著者: | 倉阪鬼一郎 |
出版社: | 光文社 |
発行年月: | 2019年07月11日頃 |
ISBN: | 9784334778828 |
種類: | 文庫 (光文社文庫) |
在庫状況: | |
佐久間象山が凶刃に斃れて一年。江戸時代最後の年号「慶応」の世を迎えた夢屋では、象山が考案した料理“象山揚げ”が評判をよんでいた。横浜から仕入れる堅パンを砕いて衣にした揚げ物だ。おたねと誠之助は、福沢諭吉の助言も受けつつ、南蛮渡来の新しい食材を進んで取り入れてゆく。激動の幕末、料理屋を舞台に、江戸の庶民の姿を温かく描く、好評シリーズ第九弾。