価格: | ¥1047 |
著者: | 藤井厳喜 |
出版社: | 光文社 |
発行年月: | 2004年12月 |
ISBN: | 9784334933487 |
種類: | 単行本 (Kobunsha paperbacks) |
在庫状況: | |
「景気回復」が「国家破産」をもたらす!?-そんな信じられないことがいま、われわれの目の前で現実になろうとしている。このパラドックスの説明は簡単だ。「景気回復」→「長期金利上昇」→「国債の金利払い急増」→「国家破産」という因果関係は、決して断ち切れないからだ。日本政府がゼロ金利下で安易に国債発行を続けてきたため、“隠れ借金”を含む国家の債務超過は、もう1000兆円を超えている。したがって「長期金利」が上昇すると、利息払いだけで国家財政は即パンクするのだ!結局日本は、官僚主義の弊害で第2次大戦に負け、いままた同じ理由で「国家破産」に到るのである。本書では、「日本の国家破産は実際、どのようなかたちで訪れるのか」をシミュレーションするとともに、より広く世界の情勢を考えたうえで、「今後の日本と日本人の生き残り方」を問う。