価格: | ¥946 |
著者: | 國分功一郎/千葉雅也 |
出版社: | 幻冬舎 |
発行年月: | 2021年11月25日頃 |
ISBN: | 9784344986367 |
種類: | 新書 (幻冬舎新書) |
在庫状況: | 在庫あり |
人間が言語に規定された存在であることは、二〇世紀の哲学の前提だった。二一世紀に入って二〇年が過ぎたいま、コミュニケーションにおける言葉の価値は低下し、“言語を使う存在”という人間の定義も有効性を失いつつある。確かに人間は言語というくびきから解き放たれた。だが、それは「人間らしさ」の喪失ではなかろうか?-情動・ポピュリズム・エビデンス中心主義の台頭、右・左ではない新たな分断。コロナ禍で加速した世界の根本変化について、いま最も注目される二人の哲学者が、深く自由に精緻に語り合う。