価格:¥576
著者:角田喜久雄
出版社:春陽堂書店
発行年月:1989年11月01日頃
ISBN:9784394102502
種類:文庫 (春陽文庫)
在庫状況:
浅草馬道で店を張る“姉弟うどん”が江戸っ子の人気をよんでいた。姉をお美也、弟を伊之助という。ある夜、店に寄った若い浪人菅野新四郎からお美也は一枚の紅絵を預かった。寛保3年(1743)11月末のことであったが、そのことから奇々怪々な事件が始まった。ときに姉弟の店をのぞく怪しい3ツ目の老婆があったが、「12月5日を忘れるな」という奇怪なことばをお美也にのこしていった。お美也の身辺に迫る“白塔一族”とは…お美也姉弟と同じ裏長屋に住む浮世絵師の横川鉄斎は、五重の塔を背景に、なぶり殺しの女を描くぶきみな“一貫斎の地獄絵”についてお美也に語って聞かせた。-白塔一族をめぐって展開する波瀾万丈の物語。巨匠が描く伝奇ロマンの一大巨編。
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