価格:¥660
著者:江崎俊平
出版社:春陽堂書店
発行年月:1989年09月
ISBN:9784394125518
種類:文庫 (春陽文庫)
在庫状況:お取り寄せ
東海道を江戸へと旅する町人姿の源太郎が、蒲原の宿外れにさしかかったとき、突如、松林の中から聞こえてきた女の異様な叫び声があった。幼児を抱えた武家風の女を数人の武士が抜刀して取り囲んでいた。源太郎はその女と幼児を救ってやった。女は名を峰といい、幼児は伊勢亀山六万石石川日向守光吉と峰との間に生まれた仙松君であった。が、それとは知らず、源太郎は母子を同道して江戸への道中を続けていくことになった。源太郎は侍の家に生まれたが、その身分を捨てて町人になった男であった。江戸へ出た源太郎は神田の顔役権兵衛一家に身を寄せることになった。そこへ、ふたたび峰が…。-勢州亀山藩主の座をめぐる争いに活躍する“殺せの源太”の胸をすく物語。
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