価格: | ¥902 |
著者: | 久徳重和 |
出版社: | 祥伝社 |
発行年月: | 2012年09月 |
ISBN: | 9784396111960 |
種類: | 新書 (祥伝社新書) |
在庫状況: | 在庫あり |
現代の日本社会では、不登校・ひきこもり、いじめ、そして「秋葉原事件」に代表される「キレる」若者の凶悪犯罪など若年層の社会問題が深刻である。マスコミは、その原因を解明できず、しばしば「心の闇」などと報道する。しかし著者は、これらの問題の根本は「人間形成障害」という考え方で説明できると言う。人間形成障害とは「親・家庭・社会などの生育環境の歪みに由来する心身の適応能力の成熟障害」と定義される。簡単に言えば「年齢相応にたくましく成長していない」ということだ。人間形成医学の第一人者が、この病の症状、社会的要因から、わが子を人間形成障害にしないための子育て方法までを紹介。