価格:¥902
著者:柴田勝二
出版社:祥伝社
発行年月:2011年07月
ISBN:9784396112431
種類:新書 (祥伝社新書)
在庫状況:在庫あり
夏目漱石と村上春樹は、ともに「国民作家」というべき、日本を代表する作家である。従来、二人の作品は「個人」の側面から語られることが多かった。しかし、彼らが国民作家である最も大きな理由は、ともに自身が生きている時代社会のあり方とその行方を、作品に盛り込みつづけたことにある。そもそも、漱石と春樹には、時代に対する意識とその表現方法に共通項が多く見られる。本書では、その観点から作品を読むことで、彼らが日本をどのように見ていたのか、明治から現代にかけて、この国で形を変えて繰り返されるものと、新たに生まれてきたものを見ていく。
商品画像
この著者の別の本
 
Copyright (C) 2014 Harumeki-Web All Rights Reserved.