価格:¥1870
著者:宮内悠介
出版社:祥伝社
発行年月:2019年09月10日頃
ISBN:9784396635756
種類:単行本
在庫状況:在庫あり
戦死した若き詩人が見晴るかし、残したものとはー。ぼくは、ぼくの手で、戰爭を、ぼくの戰爭がかきたいーそう書き残し、激戦地ルソン島で戦死した詩人・竹内浩三。彼は何を見、何を描いたのか?テレビディレクターの職を捨て単身フィリピンに渡った須藤は、その足跡を辿りはじめた。だがその矢先、謎の西洋人男女に襲われ、山岳民族イフガオの娘ナイマに救われる。かつて蹂躙された記憶を引き継ぎ日本人への反感を隠さないナイマだが、昔の恋人ハサンの実家を訪ねる道行きに、付添いとして須藤を伴うことに。ミンダナオ島独立のために闘ったイスラム一族の家で一時の休息を得た須藤だったが、ハサンの家は秘密を抱えていた…。展開予測不能の冒険小説!
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