価格: | ¥800 |
著者: | 志茂田景樹 |
出版社: | 実業之日本社 |
発行年月: | 1991年12月01日頃 |
ISBN: | 9784408571720 |
種類: | 新書 |
在庫状況: | |
坂本竜馬暗殺計画の黒幕、大久保利通は、西郷隆盛の率いる東海道軍が敗れたとの報を聞き、愕然となった。岩倉卿に面会し、善後策を講ずるが、東征軍5万がほとんど烏合の衆だと認識する大久保は、岩倉卿の甘い状況把握に苦虫をかみつぶすだけである。一方、陸奥陽之助の率いる土佐維新隊は、小田原城下に入り、幕府主戦論者、小栗上野介の居る本営へ忍び込み、小栗暗殺に成功。そして竜馬は京都伏見において、大久保利通を誅殺した。専横的な薩摩の2巨頭と幕府主戦論者を排した竜馬は、新たに新政府同盟軍を編成し、旧幕軍との決戦に備えた。