価格:¥1707
著者:小野寺昭夫
出版社:自由国民社
発行年月:1997年06月
ISBN:9784426296070
種類:単行本
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かつて、地主・家主が借地人・借家人に対して支払う立退料は、引越しにかかる費用(移転費)程度の金額が大半でした。しかし、借地借家法により借地人・借家人の居住権が権利として強く保護され、地元・家主が契約を終了させて立退きを求めるのに正当事由が必要とされるようになってからは、立退料の金額が引越費用だけではすまなくなりました。土地の時価の数割、場所によっては九割に相当するような金額の立退料を支払わなければ、借地人・借家人を立ち退かせることができなくなっています。本書は、立退料とは何か、どのような場合に支払われるのか、また、立退料として相当な金額はいくらぐらいかなどについて、借家関係における立退料を中心に、最近の裁判例を参考にしながら、設問に対する回答の形式でわかりやすく解説したものです。また、立退料は借地借家関係だけでなく、都市再開発事業などの公共事業による立退きでも問題となりますので、これらも合わせて解説しました
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