価格: | ¥1100 |
著者: | 柳田国男 |
出版社: | 筑摩書房 |
発行年月: | 1989年12月01日頃 |
ISBN: | 9784480024053 |
種類: | 文庫 (ちくま文庫) |
在庫状況: | |
明治41年、講演・視察旅行の途次、宮崎県椎葉村を訪れた法制局参事官柳田国男は、秘境に伝わる狩猟儀礼の伝承を通じて、山地焼畑の暮らしの中に息づく山の神信仰とはじめて出会った。その折の驚きと感動のもとに誌された聞き書き『後狩詞記』(のちのかりことばのき)は日本民俗学の誕生を告げる記念すべき名著である。河童と水神、馬と山の神など、固有信仰に関わる伝説・口碑を文献資料に基づいて蒐集・整理した『山島民譚集』のほか、「勝善神」などの諸論考を収録。