価格: | ¥1430 |
著者: | 辻惟雄 |
出版社: | 筑摩書房 |
発行年月: | 2004年09月 |
ISBN: | 9784480088772 |
種類: | 文庫 (ちくま学芸文庫) |
在庫状況: | 在庫あり |
意表を突く構図、強烈な色、グロテスクなフォルムー近世絵画史において長く傍系とされてきた岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢蘆雪、歌川国芳ら表現主義的傾向の画家たち。本書は、奇矯(エキセントリック)で幻想的(ファンタスティック)なイメージの表出を特徴とする彼らを「奇想」という言葉で定義して、“異端”ではなく“主流”の中での前衛と再評価する。刊行時、絵画史を書き換える画期的著作としてセンセーションを巻き起こし、若冲らの大規模な再評価の火付け役ともなった名著、待望の文庫化。大胆で斬新、度肝を抜かれる奇想画家の世界へようこそ!図版多数。