価格: | ¥1320 |
著者: | 赤摂也 |
出版社: | 筑摩書房 |
発行年月: | 2014年03月10日頃 |
ISBN: | 9784480095886 |
種類: | 文庫 (ちくま学芸文庫) |
在庫状況: | 在庫あり |
「ものの集まり」や「連続」という素朴な概念。ここから広がる世界は実に深遠だ。19世紀にカントールが集合論の基礎を築くと、ラッセルを筆頭に様々な数学者がパラドックスや難題を発見した。それから現在に至るまで集合論は大発展を遂げ、今やその基礎概念は現代数学のみならず、論理を駆使する哲学にも欠くことができない。本書は古典的集合論の基礎を「集合の代数」「濃度」「順序数」の三部に分けて解説。コンパクトながら懇切丁寧な叙述で独習用としても最適。『数学序説』の著者による、定評のある入門書。