価格: | ¥1100 |
著者: | 前原 昭二/竹内 外史 |
出版社: | 筑摩書房 |
発行年月: | 2017年01月10日頃 |
ISBN: | 9784480097637 |
種類: | 文庫 (ちくま学芸文庫) |
在庫状況: | 在庫あり |
数学基礎論ーそれは20世紀とともに始まった、新しい数学の分野である。その黎明期には、カントルやラッセルによって相次いで見出された集合論のパラドックス、そして、ゲーデルの不完全性定理など、数学の根幹を揺るがす発見が続いた。しかし数学基礎論は、決して数学の息の根を止めてしまったのではない。「ミレニアム懸賞問題」として知られるP=NP問題(P≠NP予想)やファジー論理、さらには人工知能との関わりなど、数学の最先端を切り開く分野でもあるのだ。日本を代表する数学基礎論の大家がその歴史、および現代的なトピックについて平易に解説した入門書。