価格:¥6050
著者:サスキア・サッセン/伊予谷登士翁
出版社:筑摩書房
発行年月:2008年11月
ISBN:9784480867186
種類:単行本
在庫状況:
情報通信技術の発達は、たしかに、人口や経済活動の分散をもたらした。しかしその一方で、世界の経済を統治し、世界の文化をリードする重要な機能は、ニューヨーク・ロンドン・東京など、ごく限られた大都市に集積した。その結果形成されたのが、グローバル・シティである。ここには、金融・法律・会計・経営など高度な専門サービスを大企業に提供する企業が集中し、世界中の経済活動を支配・管理している。そして、高度専門職に従事する高所得者層が新しいライフスタイルを生み出す一方、移民労働者を含む膨大な低賃金労働者が都市の産業を底辺で支えている。こうして、世界的な規模で、格差拡大は加速しているのだー。国民国家という枠組みを超え、あたらしい世界秩序を産み出しているグローバル・シティ。そのダイナミズムを実証的に解き明かし、世界中に衝撃をあたえた、グローバリゼーション研究・都市論・移民研究・政治経済学の必読書。
商品画像
この著者の別の本
 
Copyright (C) 2014 Harumeki-Web All Rights Reserved.