価格: | ¥1650 |
著者: | 大竹文雄/柳川範之 |
出版社: | 東洋経済新報社 |
発行年月: | 2004年01月 |
ISBN: | 9784492394229 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
経済学者が示す処方箋に大きな違いがある場合でも、経済学者の間では経済問題の把握についてかなりの合意事項があるのが普通である。しかし、一般社会に向けた政策論争では結論だけが主張され、経済学は百家争鳴の状態にあるように誤解されてしまう。したがって、経済学者の間で合意されていることは何か、異なる政策提言が出てくる理由は何か、について明らかにしていくことは重要である。本書は、経済政策、金融政策、不良債権問題について相異なる立場の意見を持っている経済学者が対論することで、この点をわかりやすく示すことを目的としている。