価格:¥1760
著者:立石泰則
出版社:日経BPM(日本経済新聞出版本部)
発行年月:1997年08月
ISBN:9784532162245
種類:単行本
在庫状況:
「ふたつの西武」の経営が、曲がり角に差し掛かりつつある。セゾングループは、無理な事業の多角化がたたり、バブル崩壊後、金融機関からの二兆円を越えるといわれる借入金を始め膨大な負債に苦しめられ、主要なグループ企業が相次いで経営難に陥るなど大幅な方向転換を迫られている。一方、西武鉄道グループ(コクド)も、国税関係者が「完璧な節税システム」と舌を巻いた固有の経理の仕組みが、長引く平成不況の前に、ヒビ割れを起こし始めている。なぜ、そのような事態に陥ってしまったのか。また、二十一世紀に向かって、「ふたつの西武」は、転機をどのように乗り越えようとしているのか。その先に展望はあるのか…本書はそういった「ふたつの西武」の行方を推察する。
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