社会保険労務士事務所の場合、コンピューターについては、計算業務を主とする会計事務所等ほど出番がなく、給料計算や保険料計算等に利用されるだけで、現状ではワープロのほうが利用度が高いと思われます。ワープロを活用した場合の利点としては、日常的に使用頻度の高い文書の標準型を登録しておけば、ときに応じて内容を修正し、文章の練りなおしを何度でも納得のいくまでできることがあげられます。本書に収録した書式は、これから社会保険労務士業を始めようとする方や、社会保険労務士事務所の事務処理の合理化をはかろうとする方がたのために、開業歴１０年以上の専業社会保険保健労務士が、自ら現に使っている書式を公開したものです。