海外から原料を輸入し製品を輸出することで、一貫して付加価値を生みだしてきた戦後の日本。この“付加価値の創造”こそ、日本にとって無尽蔵に等しい資源の発見であり、「資源のない国は豊かになれない」というこれまでの常識をうち破るものであった-。著者自らが目のあたりにした、戦後日本のヒト・モノ・カネの動きを独自の視点で分析する、日本人のための新・経済原論。