価格: | ¥757 |
著者: | 赤川次郎 |
出版社: | 双葉社 |
発行年月: | 1989年12月 |
ISBN: | 9784575003062 |
種類: | 新書 (Futaba novels) |
在庫状況: | |
ベテラン入江鉄郎警部は、大物政治家が絡む犯罪から田舎町に飛ばされた。着任早々、不可解な現象が生じ始めた。蒸発した父の行方とラテン語の日記の内容を調べて、と少女が現われた。東京の〈永井かね子〉差出しで村民20人に送られた現金書留が盗まれ、郵便局の“おばさん”が死んだ。入江警部は、東京の大学に学ぶ娘の咲江に〈永井かね子〉を訪れさせたが、不在。しかし、同住所の家屋はその夜全焼し、ラテン語の翻訳を頼んだ男子学生の松本と咲江はベンツに追われ、体当りを喰わされたー犯罪が発生したのだ。あまりにも大きなスケールの陰謀と犯罪が、町ぐるみ、組織ぐるみで展開する。ラテン語はナニを記していたのか。