価格: | ¥770 |
著者: | 氷月 葵/安里 英晴 |
出版社: | 二見書房 |
発行年月: | 2021年09月27日頃 |
ISBN: | 9784576211541 |
種類: | 文庫 (二見時代小説文庫) |
在庫状況: | 在庫あり |
将軍家治が十八歳の嫡子・家基を城内で殺されてから二年ほどの天明元年(一七八一)四月十五日、家治の命で臨時の役が設けられた。御養君御用掛というその役は、老中田沼意次、若年寄酒井忠休、留守居依田政次の三人に課せられた。最高位の老中が中心となり、お世継ぎの選定作業がはじまったのだ。田安家から養子に出た松平定信、一橋家の治済らが噂にのぼっているが…。