新任教師からベテラン教師まで、すぐに授業で使える豊富な指導例と最新の実践的研究成果が、わかりやすく解説されている。教材の持つ特性を子どもの発達特性との関連でとらえ、技能レベルに応じたルールのつくり方、用具の考え方、学習方法の順序等を示す。Ｊ．ピアジェが指摘する９〜１０歳時における直観的思考から具体的操作への発達の壁を、いかに乗り越えて、「たのしい体育」にできるかを示す。