価格: | ¥1760 |
著者: | 後藤明(考古学) |
出版社: | 勉誠社 |
発行年月: | 2008年10月 |
ISBN: | 9784585053767 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
ハワイの神話に登場する創世神クムリポ、火の女神ペレをはじめ多彩な神々。それらに対する崇拝と畏怖は人々の暮らしと密着し、神話はまさに神と人とが織りなす文化の源であった。カメハメハ大王(カメハメハ一世)は、ハワイ諸島を初めて統一して一八一〇年にハワイ王国を建てた初代国王。「カ・メハメハ」はハワイ語で「孤独な人」「静かな人」を意味する。ハワイ統一の戦いでは、巧みな外交手腕を発揮して欧米と交渉することで技術と軍事力において優位に立ち、ハワイ王国の成立を成し遂げ独立を守り、伝統の維持と近代化のバランスを保って、王国の繁栄に貢献した。その功績と圧倒的なカリスマ性から後世「大王」と呼ばれ、現在に至るまでハワイ人の尊敬を集めている。