価格: | ¥4620 |
著者: | 木下直子 |
出版社: | 勉誠出版 |
発行年月: | 2017年03月31日頃 |
ISBN: | 9784585230557 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | 在庫あり |
政治とナショナリズムに現れる権力に迫り痛みの痕跡から歴史を捉え直すー。90年代前後に“従軍慰安婦問題”が日韓の政治的な問題として表面化する一方、日本人「慰安婦」は「加害国の被害者」という立場ゆえこれまで可視化されていなかった。雑誌や新聞記事などのメディア表象や運動資料、城田すず子ら当事者たちの残した手記を手がかりに、「慰安婦」を語る言説が「被害者」「加害者」像を形成していった過程と、当事者たちがどのように戦後を生きたのかを浮かび上がらせる。