価格: | ¥5940 |
著者: | オノラ・オニール/加藤 泰史 |
出版社: | 法政大学出版局 |
発行年月: | 2020年11月25日頃 |
ISBN: | 9784588011245 |
種類: | 全集・双書 (叢書・ウニベルシタス 1124) |
在庫状況: | 在庫あり |
哲学がまず着手すべき課題は、思考を方向づける何らかの基準ないし手続きが、なぜわれわれにとって権威を持ち、なぜ理性の基準とみなされねばならないかを示すことである。理性・行為・自由に関して、カント自身が説明する文脈にカントの倫理学を位置づけ直し、正義、義務、人格、他者、合意の問題、子どもたちの権利と生活の問題なども論じて、実践哲学の新たな可能性を提唱する。