価格:¥6270
著者:キム・ヨンソプ/鶴園 裕
出版社:法政大学出版局
発行年月:2002年11月01日頃
ISBN:9784588080128
種類:全集・双書 (韓国の学術と文化 12)
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1876年の開港前後から1945年の植民地解放に至るまでの韓国農業の推移を、農業経営の実態と農民運動の展開の両面にわたる実証的事例研究によって具体的に明らかにし、農業近代化への苦難にみちた歩みを辿る。農業改革における二つの方向ー地主的土地所有と農民的土地所有ーを峻別しつつ、開化派政権が前者の道を選択したことによって地主制の矛盾が深刻化して1862年の農民抗争、1894年の農民戦争をひきおこし、さらに日本帝国主義下の植民地的農業経営によって改革の道が閉ざされた経緯をつぶさに検証する。封建的土地経営から産業資本主義的農業経営への転換期に生じたさまざまな問題の分析を通じて、韓国における農業問題打開への真の解決策を模索する。
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