価格:¥4620
著者:原伸子
出版社:法政大学出版局
発行年月:2005年07月
ISBN:9784588602207
種類:全集・双書 (比較経済研究所研究シリ-ズ)
在庫状況:お取り寄せ
1960年代末以降の「第二派フェミニズム」と呼ばれる世界規模での女性解放思想は、その理論的枠組みにおいても、対象とする専門領域においても多様な流れを生み出したが、ジェンダーという共通の概念を発見した。そして、1980年代、1990年代以降の市場経済化の進展とグローバリゼーションのもとでは、ジェンダーを分析軸にすえた新たな知の枠組みが模索されている。本書は、主流派を構成する新古典派経済学の理論、さらにリベラリズムの思想をジェンダーの視点から理論的に検討し、同時に、市場主義化がもたらす新たなジェンダー問題を家族・社会政策、開発経済学、社会思想、人類学などの諸領域から問い返すことで、社会・経済の変動を理論的、実証的かつ歴史的にとらえる方法を提示する。
商品画像
 
Copyright (C) 2014 Harumeki-Web All Rights Reserved.