価格: | ¥825 |
著者: | 太宰 治/ラディゲ/久坂 葉子 |
出版社: | ポプラ社 |
発行年月: | 2015年01月02日頃 |
ISBN: | 9784591118832 |
種類: | 全集・双書 (百年文庫 1) |
在庫状況: | |
「自分は、ポオズをつくりすぎて、ポオズに引きずられている嘘つきの化けものだ」-。素朴な人間であることを願いながらも実生活を知らず、小さな出来事に夢想をひろげる少女の内面生活を描いた『女生徒』(太宰治)。パリの放埓な暮らしに疲れた若者が田舎の娘に恋をする『ドニイズ』(ラディゲ)。自ら命を絶つ直前に「小母さんへ」と書き出された久坂葉子の遺作『幾度目かの最期』。罪の意識と愛への憧れがほとばしる、青春の自画像ともいうべき三篇。