価格: | ¥5500 |
著者: | 星島二郎 |
出版社: | みすず書房 |
発行年月: | 1989年08月01日頃 |
ISBN: | 9784622026907 |
種類: | 全集・双書 (みすずリプリント) |
在庫状況: | |
「天皇機関説」が日本近代史で問題になったのは時をおいて2回ある。第1回(1912)は学説上の、学者間の論争であったが、第2回(1935)はいわゆる国体明徴問題として政治的事件となり、中心の学者・美濃部達吉が攻撃追放の対象となり、また、日本国家が狂気の戦争へ驀進する大きなモメントともなった。「最近憲法論」はその第1回の学説論争の主要16論文を収める。美濃部達吉と上杉慎吉のほか、穂積八束、市村光恵、浮田和民、井上密、織田萬らの意見も含んでいる。