価格:¥5238
著者:藤原良章/村井章介
出版社:山川出版社(千代田区)
発行年月:1999年11月
ISBN:9784634520905
種類:単行本
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1998年4月18・19の両日にわたり、青山学院大学を会場として「発掘された中世古道Part1」と題するシンポジウムが、中世みちの研究会の主催で開催された。そこでは、近年発掘調査された中世古道について、北は平泉から、西は山陽道に至るまでの九例について報告があった。また、文献の立場からは、中世の文献から知りうる中世の道路の様相についても報告された。さらに、同年九月二十六日、東京大学を会場にして、史学会例会シンポジウム「道・宿・湊-中世の交流と物流-」が開催された。このたびのシンポジウムでは、「みちシンポ」をもふまえ、湊や宿などといったポイントをおさえるのみならず、諸地域の交通の様相を、これまでの研究の中心であった水上交通も視野に入れながら、むしろ陸上交通をも前面に打ち出しつつ、面的に検討することを目的として設定された。本書はこの二つのシンポジウムをもととして構成された。
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