価格: | ¥3300 |
著者: | 古勝 隆一 |
出版社: | 臨川書店 |
発行年月: | 2019年03月13日頃 |
ISBN: | 9784653043768 |
種類: | 全集・双書 (京大人文研東方学叢書 6) |
在庫状況: | |
人にとって書物とは何か。なぜ、書物は必要なのか。書物をぬきにして中国文化を語ることはできない。その書物は、どのように書かれ、整理され、系統立てられ、そして伝承されてきたのだろうか。前漢にはじまる皇室の図書事業は、やがて独立した「書物の学問」=「目録学」に発展し、過去から未来へと学問をつなぐ知の集積がはじまっていく。目録学の始祖と目される劉向(りゅうきょう)は、何を考え、何を成し遂げたのか。原資料と先行研究を幅広く渉猟し、目録学の誕生史を描き出す。