価格: | ¥4950 |
著者: | 岡野憲一郎 |
出版社: | 岩崎学術出版社 |
発行年月: | 1998年09月 |
ISBN: | 9784753398096 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
精神分析における恥の議論とは、多くの関心の流れが交錯して次々と網目を作るところであり、恥の文化(辱めの文化)と言われる日本においてもともと盛んだった。ただし、その発生論は、恥に対して過剰反応する日本文化の外に出た方が民俗の神経症として見えやすい。本書では、米国の臨床体験を引用しながら、日本と米国が出会う場所として、恥の議論を展開している。