本書は「知識を主体とした産業時代の会計基準は、如何にあるべきか？」という問題に対する著者の解答である。会計制度改革に対する提案を、会計の仕事に携わる読者だけでなく、広く一般に向け、分かりやすく書いた。会計的な技術論、方法論よりも、会計という仕事の倫理、モラルを力説することに主眼を置いている。