価格: | ¥1100 |
著者: | 日本近代文学会 |
出版社: | 和泉書院 |
発行年月: | 2010年06月 |
ISBN: | 9784757605596 |
種類: | 全集・双書 (いずみブックレット) |
在庫状況: | お取り寄せ |
近代日本と韓国の文学者達は、玄界灘を渡り互いの場所を行き交った。殊に日本の敗戦に至る過程には、彼らの交通の軌跡と共に艱苦の歴史が刻み込まれている。そうした歴史の渦中において、日本近代文学は言語・表象・ジャンルの越境を志向した。明成皇后(閔妃)の写真に関する謎、朴魯植と村上杏史による朝鮮俳壇の形成、二つの言語を操り創作を行った金史良、安部公房の「満州」体験。日本と韓国双方の研究者による論考四篇を収録。